流域コミュニケーション放送局による上下流交流活性化プロジェクト事業とは?
―みなさんも一緒に取組みませんか。ぜひ!―
事業の概要
・この事業は、平成21年度地方の元気再生事業です。(来年の3月26日までの期間限定)
名古屋市と長野県木祖村の推薦を頂き、NPO法人ボランタリーネイバーズが(財)名古屋都市センターと連携して実施しています。
・現在は、木曽広域連合(木曽町、上松町、南木曽町、木祖村、王滝村、大桑村)、中津川市、下呂市などの自治体やCATV(木曽広域連合、スターキャット)、大学などへ協力要請中で、NPO・行政・企業・大学が広域的に協働する大変ユニークな事業です。
事業の目的
・この事業は、木曽流域の「ひと・もの・かね・情報」が交流することにより、上流域(農山村)が活性化することをめざしています。
・その中でも、特に、@流域の自然環境保全を図り健全な水循環を確保するため、農山村の経済基盤を強化することと、A地域に密着した活性化を進めるために、流域の住民が情報発信する市民運営のメディアを構築することに重点を置いています。
大きく、三つの取組みをします。
1)インターネット放送を行う「流域市民放送局:略称RCBC」事業
1. Webサイトを作り、YOUTUBUなども活用、動画を配信します。また、流域にあるCATVと連携してコンテンツの共有や放送をして頂くようにします。
2. 携帯電話を活用して、市民記者が地域情報を映像で通信します。
3. テレビ会議やEmail、FAXなどを活用し双方向の意見交換を行うとともに、流域のネットショップへのリンクを形成し、ポータルサイト的役割をめざします。
4. 編集スタジオは、スターキャットCATVの社会貢献活動としてミリオン座をお借りします。
5. NTT、大学生のボランティアグループが運営に参加します。
2)物産販売や人的交流を実践する「流域メッセ“木曽ICHIBA”」事業
1. アンテナショップです。名古屋市住宅供給公社の協力により、西区浄心の空店舗をお借りします。
2. ここで、木曽川流域の物産販売、情報発信、体験プログラムの紹介、体験コーナーなどを運営するとともに、地域の溜まり場、御用聞きと配達(特に高齢者へ安否確認を兼ねて)、地域の商店との連携などを行い、市内各地での物産展や移動販売基地として活用します。
3. 定年後のセカンドライフを地域貢献に活かしたいという方々や地域のボランティアの方々の協力を得て運営します。
3)流域塾を実施し、その様子を実況放送します。
1. 行政の担当者、大学の研究者、流域交流に取り組む市民などがインターネットやテレビ会議シスムを活用して広域的に議論します、その様子を放送します。
2. 今回の事業では、10月24日、12月13日、平成22年1月30日の3回実施します。
3. 第1回・開局記念放送は、スタジオでパネル討論しながら、「木曽町のふるさと体験館」、「エコ市(鳴海配水場)」、にカメラを設置し実況放送します。
4. 第2回は、名古屋学院大学(白鳥校舎)と木祖村に中継基地を置いて実施される「木曽川がつなぐ山とまちインターネットフォーラム」を開催しこれを実況放送します。
5. 第3回は、事業の総括と今後の方向性・計画について、行政(名古屋市、木祖村、木曽広域連合、中津川市、下呂市などに出演要請予定)の関係者が討論し、その様子を実況放送します。
事業の展望
本年度の事業を成功させ、次年度以降も、NPOやボランティアと行政、企業(CATVや出店会社)や協同組合、大学や地元商店街・町内会の協働により、この事業を継続させ、木曽流域のみならず伊勢湾地域を含む流域交流を活性化させます。 |